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【長野県伊那谷】保育園でダチョウの卵を使ったお菓子作り

コラム 記事紹介 長野県
  • ishizaka
  • 2014-07-25

伊那市の西箕輪保育園で、ダチョウの卵を使ったおやつ作りが3日、行われました。
ダチョウの卵だけではなく、鶏の卵やウズラの卵なども使ってたくさんのお菓子作りに挑戦したようです☆
大きなホットプレートでダチョウの卵の目玉焼き、その隣で鶏卵、うずらの卵を使った目玉焼きを作り、
子供たちは興味深く見つめていたそうです。また、目玉焼き以外にホットケーキ作りにも挑戦して、ホットケーキにはジャムを塗って美味しく食べました。

今回の企画は、保育園の近くにあるみはらしファームさんが18個の卵を提供してくれるというご協力のもと実現した企画だったようです。
園児たちは食べ終わった後の殻もきれいに洗い、絵を描いたりおもちゃにして遊びました。

素敵な企画ですよね!ダチョウの卵を使ったお菓子やアートについてこちらでも過去に紹介した記事があります。

参考にしたい!ダチョウの卵を使ったワークショップ

秋田県の地産地消祭りでダチョウの卵を使ったアイスクリーム登場!

最近、「食育」がブームになっています。食を通してその食材に関する栄養や文化、また生産に関することを知っていくことが「食育」というものです。
この食育という言葉は明治時代に石塚左玄という人が著作の中で「体育智育才育は即ち食育なり」と使った造語です。
これは「体育、知育、才育は食(育)を通じて養われるものですよ」ということです。
広く一般に知られるブームになったのは最近ですが、最初に提唱されたのはこんなに昔からだったんですね!
私はこのニュースを読んで、知育、才育にすごく影響の合った体験だったんじゃないかな、と感じました。
様々な卵を比較して調理することで、「ダチョウの卵ってこれくらい大きいんだな!」とか「ウズラの卵は目玉焼きにするとこんな小さいんだ!」 というのを目の前で経験した園児たちはこの違いを一生忘れないと思いますし、
卵の殻を使った創作活動では「自分はこの殻でこういうものを作ってみよう」「こういう絵を描いてみよう」「お友達はこんな風に使ったんだ!」といった経験が園児たちの刺激になったんじゃないでしょうか?

ただ食べるだけではなくて、こうして興味や知識を刺激しながら楽しめるのはダチョウの卵が他の卵とは違う顕著な特徴もったからだと思います。
大きな中身は驚きと喜びを与え、硬くて頑丈な殻は創意工夫の機会を与えたことでしょう。

今回ご紹介したのはダチョウの卵を使ったものでしたが、こういった活動が全国に広がって様々な食材を楽しみながら食べられる文化が発展したら面白いですよね。
特に子供たちや親子のみなさんに体験してもらえたらすごく楽しめる企画だと思います。
全国で行われたこういった企画もどんどん紹介していきますのでみなさんも挑戦してみたい企画があったら是非試してみてくださいね!

【伊那谷ねっと】ダチョウの卵でおやつ作り



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