海外版:「頭隠して尻隠さず」!?
コラム
- ishizaka
- 2013-07-23
「頭隠して尻隠さず」ということわざ、みなさん聞いたことがあると思います。
江戸いろはかるたにも出てくる言葉で、悪いことをしたとき一部だけ隠して全部隠したつもりでいる様子を表すことわざですね。
日本での由来は、きじが敵から逃げる時に草むらに顔だけ入れて隠れたつもりになってるけど尾が丸見えになってる…という様子からきてるようです。
実は海外にも同じような言葉があるのですが、海外でモデルになってる鳥はダチョウなのです!!
使い方は日本と少し違い、隠れたいけど隠れられない…顔を背けたいけど背けることが出来ない…といった時に使われることが多いようです。
これは、ダチョウは恐怖を感じると頭を砂の中に埋めて外敵から隠れたつもりになってるという噂から来てるみたいです。
実際は、卵を産む時の巣として穴を掘ってる時や餌を探しているときに頭を埋めることもあるとのこと。こういった巣はサバンナなどでは外敵に襲われやすいし、また餌に夢中になってるときも外敵に襲われやすいといった事実とダチョウのその様子が合わさって上記のような噂になったのかもしれませんね。