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ダチョウ研究が恐竜の首の柔軟性に新たな仮説を打ち立てる

いろいろ
  • ishizaka
  • 2013-08-18

最近のダチョウの研究により、恐竜の首の柔軟性はもっと硬かったのではないかという仮説が打ち立てられました。
竜脚類の恐竜(ブラキオザウルスなどの体が大きく首の長い恐竜に代表されるものです)はあの長い首を支えるため、その首にはたくさんの筋肉があり、それにより首の柔軟性がかなり制約されるというものです。

研究チームは、ダチョウの筋組織が完全な状態での首の柔軟性を測定し、そこから徐々に首の筋肉量を落としていった時の柔軟性の変化をさらに測定しました。その結果、筋肉量がダチョウの首の柔軟性の最大値を低減させることがわかり、これにより、首の長い竜脚類の恐竜は足元の餌は食べれず、高い所の餌を食べていたのではないかと提唱しました。

美術館で展示されている絵などでは、竜脚類の恐竜が足元の餌を食べてたり木の高い所にある葉を食べたりしてる様子が描かれていますが、そこまで幅広く頭を動かせる柔軟性がなかったのではないかという可能性が出てきました。
もし、この仮説が有力になったとしたら恐竜の見方がもっと変わってきて新たな生態が判明するかもしれないですね!

Ostrich necks give clues to dinosaur flexibility



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