ラブリーすぎるダチョウの求愛
- ishizaka
- 2014-08-29
自然界の中では繁殖の為に異性に対して面白い行動をする動物がたくさんいます。
例えば、夏の風物詩・セミの鳴き声とか。夏の夕方によく耳にするあの「ミーンミンミン」という鳴き声はメスを呼びつけるために鳴いているんです。(人間で言えば、海に向かって愛の言葉を叫んでる感じでしょうか笑)
コオロギやスズムシ、蛍の光も同じ理由で鳴いたり光ったりしています。
他には、ショウジョウバエは翅を震わせて求愛の歌を歌うと言われています。この歌を聴くと、他の雄は活動が活発になり、メスは徐々に後尾を受け入れるようになるんです。
動物界ではクジャクが有名ですよね。キレイな羽根を大きく広げてメスにアピールしている様は見ている私たちもうっとりしそうなくらい迫力がありますよね!
また、百舌鳥という鳥は自分の気に入ってる角度で歩み寄り獲物をメスにプレゼントした後に、色々な鳥の鳴き声をモノマネしてみせます。百舌鳥と呼ばれるのはこのことからなんでしょうね!
フラミンゴは集団で首をキョロキョロさせ、キジオライチョウは胸の空気袋を大きく膨らませ、キリンはあの長い首をお互いに絡ませて愛を確認します。
今例に挙げたのはごく一部ですが、人間でも自然界の他の生き物であっても求愛というのは特別な行動なのがわかりますよね。
さて、今回紹介するダチョウの求愛行動は『ダンス』です!
どんな動きをするかと思いきや迫力のあるすごいダンスですよね!羽根を大きく広げて首を左右に揺らすスタイルですね!
オールドスクールのヒップホップに通じる動きをしているようにも思えます(笑)
こんなダンスを見せつけられたらメスのダチョウは目をハートにして喜ぶでしょうねぇ!
ちなみに、ダチョウに似たエミューはもう少し違うダンスをします。
エミューも首を大きく動かしますが、羽根は広げず、素敵なステップを刻みながらメスの周りで踊りまくります!
こちらはクラブで気に入った女の子の周りでハウスダンスを踊るようですね(笑)
いかがでしたか?動物たちの大胆な求愛行動を見ると元気が出ますよね!
しかし、一見微笑ましく思えるこうした求愛ダンスも、それだけ活動する環境が厳しいことの表れなのかもしれないですね。
いつ外敵に襲われるかもわからない環境で長く生き抜いていくには、子孫を残していくのも全力です。
より良い遺伝子を残せるメスを見つけ出し、そのメスと交尾するために長い年月をかけて生まれたアプローチなんだと思います!
私もダチョウや他の動物を見習ってもっと派手に女性にアプローチしていかないと…なんて思ってしまいます。