オーストラリアでダチョウの真似をした抗議活動!?
いろいろ
- ishizaka
- 2014-11-20
先日行われたG20のサミットで気候変動を議題にあげることを嫌がった政府に対する抗議活動として、
オーストラリアで400人以上が集まり砂の中に頭を埋めるという抗議活動をしたようです。
CO2削減問題に対してオーストラリア政府が主導的に進めていかなかったことに対する批判だと思いますが、
この砂の中に頭を埋めるという行為は、恐怖から逃れるためにダチョウが行う習性としてよく言われるものですね(笑)
ご紹介した記事の中にも書いてありますが、ダチョウは実際にはこういった行動はしません。
こちらの記事でもご紹介しましたが、
↓↓↓
実際は、卵を産む時の巣として穴を掘ってる時や餌を探しているときに頭を埋めることもあるというだけのこと。
こういった巣はサバンナなどでは外敵に襲われやすく、また餌に夢中になってるときも外敵に襲われやすいといった事実と、
ダチョウのその様子が合わさってまことしやかにささやかれ始めた噂です。
また、昔の文献では「火を食う」「石を食う」「鉄を食う」などとも言われていますね。
こちらは真偽のほどはわかりませんが、その大きい見た目から昔の人は恐れたりしたのでしょうか?
実際は雑食で、植物や昆虫、トカゲなどを食べるようですね。
この抗議活動はCO2削減問題という環境問題の一種に関してですが、彼らが真似をしてるダチョウは比較的幅広い環境で生息することが出来ます。
主にはアフリカに分布され、砂漠やサバンナといった気候に対応していますが、日本にも生息しており、北海道から沖縄まで飼育されています。
ですので、暑い気候から寒い気候まで割と活動できるんですね(笑)
しかし、自然環境の変化というものはやはり様々な動物に影響を及ぼしますし、避けられるのなら避けたいものです。
CO2の増加で一番耳にする問題は温暖化現象です。
アフリカに生息しているのでそれなりに暑さには強いダチョウですが、これ以上の気温上昇が起こると生態がどうなるのかは、
まだはっきりとわからないのではないでしょうか?
愛くるしいダチョウが少しでも元気に、少しでも長く生きてくれるように、また、もちろん私たちが健康に過ごせるように身近なところから環境に目を向けていきたいですね。
■G20: Australians bury heads in sand to mock government climate stance
http://www.theguardian.com/environment/2014/nov/13/g20-australians-bury-heads-in-sand-to-mock-govern...